人は人生の中で就職、転勤、結婚などの節目を通して転居を経験します。
期待と不安を抱きながら、新しい場所での新しい生活を始めるのだと
思います。人生とは、そんないくつかの寄り道を経験しながら安住の地に
たどり着くのではないでしょうか。
どうせ寄り道をするのなら、自分自身の生活に彩りを与えるような
ちょっとお洒落な場所に暮らしてみてはいかがですか?
毎日の暮らしが楽しくワクワクする空間に住む。そんな思いを込めて
「d-passage」は企画されました。
※passage とはフランス語で寄り道、d-はdouze の頭文字で住戸数の12
を意味します。
建物の南側は、幅員22mの交通量の多い並木道に面しています。将来的には法規制により高さ20mの町並みの形成が予想されます。また、沿道から両脇はなだらかな傾斜地が広がり、低層の住宅地域となっています。これらの周辺環境を考慮し、22m以上の隣棟間隔が確保されている南側に主な開口部を設け、道路面から約4m持ち上げる形で住戸を配置し、水平面より上部に視線を意識した断面構成としました。
南面の開口部は逆梁として、高い天井高までの窓としました。また、腰部の窓は水平のルーバーにより道路からの視線を制御しています。南面以外の窓は腰高を高く設定し、隣接する建物に対し配慮すると共に、落ち着ける空間を確保しました。また、浴室はハーフユニットバスに大きな開口部を設け、広がりのある明るい空間となります。
上空に対して開かれた断面構成と、5.5mスパンの広い間口により、より良い居住空間を目指しました。
・ 広い間口のワンルーム。
・ プライベートスペースのベッドスペースゾーンを区分。
・ ベッドルーム越しに自然光を体感するバスルーム。
・ 広い間口のLDK。
・ 引き違い戸のあるベッドルーム。
・ ドアを取り外してワンルームとしての使用も可能。
・ よりプライバシーを重視した形式。
・ 中央に水回りを配置した家事動線優先のプラン。
・ バスルーム両側の窓により視覚的にはワンスペース。バスルーム内にカーテン設置により視線制御も可能。
・ メゾネットによる視線の方向性によりプライバシーを確保したワンスペースの1LDK。
・ 大きな吹抜はパブリックゾーンとのバッファゾーン(中間領域)。
・ 吹抜けを介し南北に風が通り抜ける空間
・ 景観と楽しめる両開きの大開口のあるバスルーム
・ 上階に主寝室を設けた2寝室タイプ。
・ 下階個室は引き違い戸を取り外しLDKや趣味のスペースとしての使用も考慮。
・ 充分な容量のウォークインクロゼット。
・ 大きな吹抜けによるダイナミックなリビングとダイニング。
・ 吹抜けに面したライブラリーのある住戸。
・ 上階個室は可動クローゼットと2枚のドアにより様々なバリエーションの使い方が可能。
物件名 | d-passage |
構造規模 | RC造 地上6階建 |
設計 | 加藤晴司建築設計事務所 |
施工 | 株式会社松尾工務店 |
戸数 | 住戸12戸 テナント2戸 |
設備 | 防犯カメラ・宅配ボックス・オートロック モニター付きインターフォン・冷暖房(一部床暖房)・ガスキッチン 浴室暖房乾燥機(24時間換気機能付き) オートバス(追焚き機能付き) ウォシュレット 光ファイバーインターネット(光配線方式・別途契約要) 地上波デジタル・BS・CS |
駐車場 | なし |
駐輪場 | あり |
〒221- 0802
神奈川県横浜市神奈川区六角橋1丁目29−17
東急東横線「白楽」駅徒歩6分